お知らせ
秋の健康診断キャンペーン
秋の健康診断キャンペーンを行います。
血液検査で赤血球、白血球、血小板、肝機能、腎機能、蛋白代謝、糖代謝、脂質代謝を評価します。
病気で来院した時に検査すると約8000円+診察料がかかる検査ですが検査会社のキャンペーンに伴い5000円(診察料込み)でさせていただきます。
検査会社での検査のため結果が出るのに少し時間がかかります(7~10日)が、この機会にいかがでしょうか?
わんちゃん、ねこちゃんは人の4倍の速さで歳をとっているといわれます。歳をとるのが速い分病気の進行も早いものです。当院では若いうちは年に1回、6歳以上のシニアになったら年2回の健康診断をオススメしています。病気は予防と早期発見が大切です。
健康診断の重要性としては病気の早期発見以外にもう一つあります。それは健康なときの正常値を知ることです。犬や猫では、品種、系統、個体によって血液検査の正常値に大きなばらつきがあります。
例えば、ダックスフントやサイトハウンドでは赤血球系の数値が高い子が多いです。また、ミニチュアシュナウザーやシェルティーでは遺伝的に高脂血症を持っている子がいます。病気のときに異常値が出ても、それが体質的なものなのか、病的なものなのか判断が難しいことがよくあります。健康なときに調べておくことで病気のときの評価がしやすくなります。
オプション項目として心機能、甲状腺機能、猫エイズ・白血病ウイルス検査(猫のみ)も可能です。こちらも割安価格でできるようになっていますので是非ご検討ください。
猫の心疾患は聴診だけで見つけることができない子も多くいます。心機能の評価としては心エコー検査が一番確実ですがいきなりそれはちょっと…という方には一回の採血で同時に評価できますので是非どうぞ。
甲状腺疾患は犬でも猫でも多く認められる内分泌疾患です。犬では6歳以上、猫では8歳以上のシニアになったらお考えください。
猫エイズ・白血病ウイルス感染症は様々な病気を引き起こし命を脅かすとても怖い伝染病です。一度でも外に出たことがある子や、今まで一度も調べたことがない子は一度検査してみましょう。
より詳しい検査をご希望の方にはレントゲン検査やエコー検査なども可能です(要予約)。お問い合わせください。
ジョルノ君、4ヶ月と10日令です。だいぶ大きくなり、乳歯も抜け始め、見た目は子犬っぽさがなくなってきましたが、まだまだやんちゃ盛りです。
動物愛護フェスティバルのお知らせ
9月23日(祝・水)に西部緑地公園北塚園地で動物愛護フェスティバルが開催されます。
当日はペット健康相談やアルパカ・ポニーとのふれあい、なりきり獣医さんなど様々なイベントをご用意してます。
石川県獣医師会 開業部会のマイクロチップ推進事業の一環としてマイクロチップ装着無料優待券プレゼント(先着100名様限定)も行います。
当院の待合室にゲーム無料券つきのパンフレットが置いてありますのでご覧ください。
里親募集
2~3か月のグレーの女の子です。
だんだん人にも慣れてきて頭をすりよせてくるようになってきました。
猫白血病ウイルス、猫エイズウイルス検査は両方とも陰性です。
ノミ、回虫駆除済み。
終生かわいがっていただける優しい里親さんを募集いたします。
興味のある方は当院までご連絡ください。
症例紹介 椎間板ヘルニア
先日手術した椎間板ヘルニアの症例です。
椎間板ヘルニアについては病気・症例紹介のページをご覧ください。
昨日の夜から歩けないということで来院されました。各種検査により椎間板ヘルニアグレード3と診断しました。
ご家族と相談の後、入院下での内科療法から開始することになりました。しかし、内科療法への反応は悪く、深部痛覚が消失しグレード5まで悪化したため手術することになりました。
脊髄造影検査
手術は無事に成功しましたが、グレード5まで進行したケースでは手術後の症状の改善に非常に時間がかかるケースや、残念ながら症状の改善がないケースもあります。
今回の子は熱心なご家族の自宅でのリハビリや体重の減量、通院によるリハビリをがんばった結果、2か月後に歩けるようになりました。
動画は手術後2か月のものです。頼りなさは残るものの上手に歩いています。現在もリハビリ継続中で少しずつですが確実に機能回復が認められ、今では元気よく走っています。
椎間板ヘルニアになりやすい犬種のご家族の方は体重の管理や脊椎への負担がかかりやすい環境など、予防策として生活習慣・環境を一度見直してみてはいかがでしょうか。