お知らせ
年末年始のお知らせ
こんにちは!スタッフの宮向です🐶
かなり冷え込むようになり防寒具が
手放せなくなりました。。🙀⛄⛄
皆さま防寒はバッチリでしょうか✨
さて本題の年末年始の休診日についてのお知らせです
掲載が遅れてしまい申し訳ありません💦
12月31日(月)~1月3日(木)まで休診とさせて頂きます
緊急の場合はお電話ください📞
ご迷惑をお掛け致しますが
よろしくお願いいたします
暖房がかかった院内でジョルノは快適に
暮らせているようです😊✨
高齢猫の大腿骨骨折
子供が抱っこしていて飛び降りてから右後ろ足をかばって歩いているとのことで来院されました。
来院時、右後肢はまともにつくことができずにおかしな方向を向いていました。
レントゲンで確認するとやはり骨折していました。
通常ならもちろん手術というところですが、この子は17歳と高齢の上に以前より軽度の慢性腎臓病を患ってもいます。
しかし手術をせずになんとかなる状況でもないので手術をすることになりました。
手術方法、手術時間、麻酔の方法を十分に検討した上で手術に臨みました。
サークラージワイヤーとダブルプレートによる固定をしました。
術後は合併症などの問題もなく2日後には足も付き始め良好に経過しました。
秋の健康診断キャンペーンのお知らせ
こんにちは!
ヒロ動物病院スタッフの宮向(ミヤムコ)です(*^^*)
10月に入り、肌寒いと感じることが多くなってきました。。
皆様体調崩されていませんでしょうか(>_<)?
今回皆様に秋の健康診断についてご案内させていただきます♪
ワンちゃんネコちゃんの1歳は人間でいう20歳。
そこから人間に換算すると1年で
4歳もの年をとると言われています🐶🐱
人間と比べて4倍のスピードで年をとるワンちゃんネコちゃんにとって
定期的な健康診断はとても大切です✨
病気の早期発見はもちろん
大きな異常が見当たらなかった場合でも
正常値を知っておくことで
今後もし何かあったときに
見比べることができる大事な結果になります('◇')ゞ
なかなか健康診断をするタイミングが見つからなかった方、
これから降る雪で来院が難しくなる方、
このキャンペーン中に是非いかがでしょうか❓🍂
血液検査の結果は後日報告になります
予約制ではありませんので
ご都合がいい日程での来院をお待ちしています(*^^*)✨
症例紹介 潜在精巣
潜在精巣の症例紹介です。
潜在精巣については病気・症例紹介のページをご覧ください。
今回の症例は6か月齢のころに潜在精巣で手術をした子です。
若いうちの手術ですので特に症状はありませんでした。
多くの場合は子犬のワクチンや初回の狂犬病予防注射などで小さいうちに何度か動物病院に通ううちに身体検査で発見されます。
今回の子も初めて病院に来た時から陰嚢の中に精巣が触知できませんでした。その後も何度か身体検査をしても陰嚢内に触知することはできませんでした。
そこで『潜在精巣』と診断し手術適期である6か月になるまで待ちました。
手術前に精巣の停留部位が鼠径部(後肢の付け根)か腹腔内かを診断します。
診断法としては触診、超音波検査があります。
鼠径部の潜在精巣は触診でわかることも多いのですが、鼠径部は皮下脂肪が多い場所でもあるのではっきりと診断できない場合があります。
そこで活躍するのが超音波検査です。
画像の中央部にある低エコー(周囲と比べて黒い)のものが精巣です。
周囲の臓器や構造物を見ながらどこにあるのかを診断します。
今回は超音波検査により腹腔内の潜在精巣と診断しました。
停留部位により手術法が異なります。今回は腹腔内でしたので開腹手術になりました。
陰茎の脇を切開して腹腔内にアプローチします。
右側の写真は今回の症例とは違う子のものですが摘出後の精巣です。片側の潜在精巣だったのですが左右の精巣の大きさが違うのがわかると思います。
潜在精巣では異常な温度環境のため正常な発育ができず小さくなってしまうことが多いです。
潜在精巣はすぐに命に関わる病気ではなく特に症状もないことが多いですが、将来的に腫瘍化するリスクも高いので早めの手術をお勧めします。