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病気・症例紹介

CASE

2024.10.17
椎間板ヘルニア

先日手術した椎間板ヘルニアの症例です。

症状

昨日の夜から歩けないということで来院されました。各種検査により椎間板ヘルニアグレード3と診断しました。

ご家族と相談の後、入院下での内科療法から開始することになりました。しかし、内科療法への反応は悪く、深部痛覚が消失しグレード5まで悪化したため手術することになりました。

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脊髄造影検査

手術は無事に成功しましたが、グレード5まで進行したケースでは手術後の症状の改善に非常に時間がかかるケースや、残念ながら症状の改善がないケースもあります。

今回の子は熱心なご家族の自宅でのリハビリや体重の減量、通院によるリハビリをがんばった結果、2か月後に歩けるようになりました。

動画は手術後2か月のものです。頼りなさは残るものの上手に歩いています。現在もリハビリ継続中で少しずつですが確実に機能回復が認められ、今では元気よく走っています。

最後に

椎間板ヘルニアになりやすい犬種のご家族の方は体重の管理や脊椎への負担がかかりやすい環境など、予防策として生活習慣・環境を一度見直してみてはいかがでしょうか。