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病気・症例紹介

CASE

2024.10.17
フィラリア症

こんにちは!ヒロ動物病院の看護師です

今回は夏に現れる蚊についての病気のフィラリア症について紹介していきます!

フィラリア症とは

フィラリア(犬糸状虫)とは犬の心臓や血管に寄生する紐状の寄生虫です。

フィラリア症とはフィラリア(犬糸状虫)が蚊を媒介して心臓や血管に寄生することで、血液の循環障害を起こす病気です。猫でも感染することがあります。

フィラリアはどうやって感染するの?

 

フィラリアの症状は?

フィラリアに感染してしまうと次のような症状がみられる場合があります。

  • 元気がなくなる
  • 咳をする
  • 食欲がなくなる
  • 痩せてくる
  • 呼吸が苦しそうになる
  • お腹が膨らんでくる(腹水が溜まる)
  • おしっこに血が混じる など

慢性的に感染している場合、感染初期は無症状で感染していることに気づくことが困難です。また、最悪の場合死に至ることもあります。

フィラリアの治療・予防方法は?

フィラリアの治療として外科的な摘出術、成虫駆虫薬の投与、予防薬の長期投与などがあります。しかし、これらはわんちゃんへの負担が大きく、治療期間が長くなることもあります。なので、しっかりと予防していくことが重要です。

 

※薬の種類についてはお気軽にスタッフにお尋ねください。

 

最後に

当院では5〜12月の間の予防を推奨しています。以上、フィラリア症について紹介させていただきました。次回もお楽しみに!